留学生も製菓専門学校に通うことはできる?
最近は海外から学びに来る留学生が増えており、大学のほか専門学校もその例外ではありません。製菓専門学校においても特に東南アジアからの留学生が学びに来ています。
日本の製菓技術は世界的に見ても非常に高いレベルにあり、日本で技術を学び、母国で菓子職人となりたいと考える学生も少なくないようです。製菓専門学校だけの特徴ではありませんが、どんな形でもよいので、日本で学び、技術を習得したいと考える外国人は少なくありませんので、入学して学んでいる外国人は多いというのが実情です。
また、日本の固有事情として少子化という問題がありますので、専門学校側も日本人学生では埋めることができない入学定員を外国人に入学してもらって少しでも埋めようとしている風潮があり、留学フェア等に積極的に出展して自校のアピールをする学校も多いようです。
留学生とはいえ、日本で暮らし、生活すれば国内の景気浮揚に役立ちますので、決して悪い風潮ではありません。
製菓専門学校に外国人が通う際に気をつけることとは?
外国人でも日本の製菓専門学校に通うことができます。学校によって条件は変わりますが、一般的に年齢が18才以上、外国で12年以上の教育を受けていることなどがあげられます。日本にはいろいろな料理学校があるので製菓専門学校にも留学生の受け入れがさかんです。
学校によっては留学生のサポートをする講師やスタッフがいます。日本での生活の相談にのってくれますので安定した生活を送ることができます。専門学校への留学中は在学ビザを取得して日本に滞在することになります。製菓衛生士の資格を取得すれば、就職が決まらなくても延長ビザの申請の審査に有利になるはずです。
農林水産省の日本料理海外普及人材育成事業で調理や製菓専門学校を卒業した留学生は日本料理店で2年間の修行ができるようになり、滞在許可が取得しやすくなりました。留学生にも特待生制度を認めている学校であれば授業料の減免を受けられる可能性があります。世界基準の調理技術がみにつきます。