高血圧とは、ただ単純に血圧が高い状態だから重大な事ではないと間違った認識を持っている人がいますが、それは高血圧が引き起こす重大な疾病を知らないからでしょう。
私達の心臓は、毎秒毎秒24時間、一時も休む事なく血液を全身に向けて、ポンプのように勢い良く送りだしています。
この送り出される血液の圧力が血圧です。
そして血圧が正常値をオーバーする状態が続く事が高血圧で、様々な疾病の原因になります。
血圧は、血圧測定器で計るのですが、正常血圧値は「上」と呼ばれる収縮期血圧が130未満〜、「下」と呼ばれる拡張期血圧が85未満です。
上も下もそれ以上を超えると、その数値に準じて「軽症高血圧」、「中等度高血圧」、「重症高血圧」と言われます。
食生活の乱れ、加齢、ストレス、肥満、遺伝等様々な原因で起こる高血圧は「本態性高血圧症」と呼ばれ、血液が流れる強い圧力に耐えようとして動脈の血管壁は厚くなって抵抗します。
そのことで血管自体の内径は狭くなり血液の流れが悪くなるので、ますます心臓は強い圧力で血液を流そうと頑張ります。
そこで血管壁はさらに自衛のために厚くなり…が繰り返され、動脈が固くなり動脈硬化になります。
その動脈硬化が脳の動脈を詰まらせ脳梗塞や脳出血、くも膜下出血を引き起こしたり、無理矢理血液を流すために過剰労働となった心臓の心筋が厚くなる心肥大、心不全、冠動脈が細くなっておこる心筋梗塞等を引き起こします。
また、ホルモンの異常等が原因でおこる「二次性高血圧症」もあり、いづれにしても放置はせず、改善をする事が大切です。